俺の進撃の巨人の謎がこんなにキモいわけがない
ああ。「俺ガイル」のアニメが終わっちゃった。ぜひぜひ2期をやってもらいたいが原作をほぼやりきっているため無理だろうな。来週の番外編で動くガハマさんが見納めだと思うと悲しいです。。。
か、可愛いい、やはり俺の嫁、、、
怒ったガハマさんも最高です、デュフフ
※注意!以下はマンガ・アニメ「進撃の巨人」のネタバレあり!※
月刊マガジン連載中のマンガ「進撃の巨人」の勢いがすごいですね。もうすぐ発行部数がシリーズ累計2,000万部を超えそうだとか。4月から始まったアニメも大人気で、個人的には我々世代のエヴァンゲリオン級に迫りくる勢いではないのでしょうか。
「進撃の巨人」は個人的に連載当初は「巨人」という存在が人類を捕食していくという「よくこんなの編集部OKだしたね」「人体の断面図だけ書いちゃダメよ」的グロ設定がキワモノとして我々読者に一時的にウケたのかと思っておりましたが、ここ最近の展開を読んでいると非常に伏線を張り巡らせたシナリオだと分かり圧巻ですね。思わず読み返しちゃいましたよ。まだ未読の方がいるのでしたら、今から読み始めるのは結構お勧めです。連載のほうも面白くなってきましたからね!
ということでここからが本題ですが、個人的に「進撃の巨人」の謎をまとめてみた感じになりますのでネタバレいや~んという方は読むのをやめてくださいな。
※以下、アニメ・マンガ「進撃の巨人」に関してネタバレあり※
※原作マンガ単行本最新刊(10巻)まで読んでない人も危険※
言ったからね!ここからネタバレあるけど知らないからね!
あと、色んなまとめ・考察サイトから抜粋しておりますので私個人だけで調べた内容ではありません。あ、あとまだマンガ未読・アニメ未視聴という方がいましたら「進撃の巨人」の簡単な設定を3点ほど挙げておきます。
・突如現れた巨人という謎の生物により人類の大半は食べられちゃって絶滅の危機にさらされている
・人類は巨人から身を守るために巨大な壁の中で暮らしていた
・その壁の一部が破られて再び大変ダヨー
↓巨人はこんな感じ
↓人類を守る壁
人類全体としては三重の壁の中が生存領域になっていたけど一番外側が破壊される
<謎①:そもそも巨人という存在は一体全体何なのか?>
これはもちろん一番の謎ですよね。作中の歴史上では巨人の存在がもっとも古く確認されている年号が743年(物語の始まりは845年なので大体100年前)であり、その時代に多くの人類が滅んでいったことになっております。特徴としては人類を食べる(他の生物に興味なし)、超回復する、うなじが弱点、とかでしょうか。ただ、すでにアニメでは本作の主人公エレン・イェーガーが巨人化しており、元は普通の人間である線が濃厚です。原作のマンガではエレン、ミカサと同期である第104期訓練兵団の中にいたアニ、ライナー、ベルトルト、ユミルの4名が巨人化しております。もうこれは間違いないよね!きっとエレンのパパが打った薬とか絶対関係してそう!まあ、この謎が解けるのは物語が終わるときでしょうけど。。。
<謎②:単行本カバーを外すと現れる表紙デザインの意味は?>
持っている方ならご存知でしょうが、単行本のカバーを外してみると表紙デザインは下記のようなRPGの地図みたいになっております。
この一部分を拡大+上下反転させると下記のような感じ
微妙に読めますよね。カタカナです。ちなみにこれは
「キョジンノアットウテキナセンリョクニナススベモナクジンルイハシンテンチヘノコウカイヲヨギナクサレタコノトキジンルイノホトンガシメツシタガソノタイハンハヒトドウシノテニヨルノデシタ」
→「巨人の圧倒的な戦力に為す術もなく人類は新天地への航海を余儀なくされた この時人類のほとんどが死滅したがその大半は人同士の手によるのでした」
ちなみに表紙にあるこれら文字をまとめると(注:各文章の順は個人的に決定)
「巨人の圧倒的な戦力に為す術もなく人類は新天地への航海を余儀なくされた。この時人類のほとんどが死滅したがその大半は人同士の手によるのでした。巨人の出現により住処を失い逃げ惑う人々。船に乗れたのは極少数の権力者のみであった※。航海は困難を極め、約半数が目的地に到達することなく消息を絶った。新天地にはもともと強大な壁が用意された。新大陸、ここを我々は神聖なるものとして崇める。この壁の中には人類の理想がある。この壁の中に永久に争いのない世界を作ろう。(※箇所は未確定な要素あり)」
どうやらこれはエレン達が生まれる前の世界の話のようです。作中での歴史が語られているように思えますがそうなると不思議な点もチラホラ。
・誰がこの地図、文章を作ったのか
・壁は誰が作ったのか
・巨人はどうやって海を渡って来れたのか
すでにマンガのほうで明るみになった事実として「ウォール・シーナの壁中には巨人が存在している」ことがあるので、壁の構築にはきっと人を巨人化させる技術が関係してくるのではないでしょうか。また、こうして人類が海を渡ってきたという史実があるとすると、ライナーやベルトルト、そしてエレンの父親の出自が別の国から来たということは十分あり得るのではないでしょうか。そうであればユミルとライナーが倉庫での談話で「ニシン」を認識していたこと(海水魚であるはずのニシンを海のない壁の中で暮らす彼らは本来知ることができない)や、「獣の巨人」が言語を合わせているという発言をしたこともしっくりきます。きっとその国に巨人の、巨人を生み出す技術の謎に対する答えがあるのでしょう。
<謎③:単行本カバーデザインと作中における展開の違いは何故?>
- 作者: 諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/09
- メディア: コミック
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最新刊10巻を例に挙げましょう。このデザイン、城で巨人と戦うシーンですがエレンとミカサが戦闘に駆けつけているように見えます。ちなみに作中の進行ではこの戦闘にエレンとミカサはいません。実はこんな風にカバーと原作の違いが結構あります。9巻の表紙ではエレンとミカサが「獣の巨人」と交戦しておりますが作中ではまだそのような展開はありません。7巻の女型の巨人とエレンの対戦も、リヴァイ班と協力しているあたりが違います。こういった違いは何のためなのか。この謎に関しては後述する話題で触れようと思います。あと実はカバー裏側も趣向が凝らされておりまして、第104期訓練兵団の上位10名がシルエットで載っておりますが、作中の進行にあわせて該当者のシルエットが消えていく仕様になっています。
<謎④:第一話のタイトルの意味は?ミカサの言葉の意味は?>
第1話のタイトルは「二千年後の君へ」です。そして物語の始まりは以下のシーン。
これに関しては諸説ありますが、最も有力な説が「タイムリープ(時空転移)」説です。その理由の一つが作者が「マヴラブ」「マヴラブオルタナティブ」というゲームをパクっていると公言していることです。私もゲーム経験者ではありませんので定かではありませんが、このゲームでは最初クリアできなくて死んだけどその経験値持ったまま復活(タイムリープ)を繰り返してトライしたら最終的にクリアできるぜ、的な設定があるためそれを取り入れているのではないかと。今、物語が進行している世界を0次世界とすれば、ミカサの「いってらっしゃい」は-1次世界であり、単行本カバーで描かれているのが+1次以降の世界とか推測してしまいます。ミカサだけが異常に強靭な理由も、ライナーとベルトルトの記憶が現状と不一致していることも、個人的にはこの時間が繰り返されていることに関連しているのではと。「2千年後」が何を意味しているのか分かりませんが、これが繰り返された時間の数だとすれば何となく合点がいくのでこの時空転移説はあり得そうですね。ちなみに「マヴラブ」というゲームも異星人が地球人を滅ぼそうとするグログロゲーですから調べる方はご注意。
このエントリーは取りあえずここまでかな。
ね。伏線めっちゃ張り巡らされているでしょ。
ちなみに月マガではまた新しい展開の兆しが出てきております。あれ、めっちゃ気になるよ!中途半端にやめてよ!ってことでまた気が向いたら進撃の巨人に関するエントリー書いてみます。