俺の「君の名は」がこんなにキモいわけがない ※ネタバレあり
夏アニメも終わって秋番組がちょこちょこ始まっていますね。そんな私事で恐縮ですが、久々にマンガにハマっています。
珍しく読んで大笑いしています。なにせタイトルからしていかにも海っぽいのですが、テーマはダイビングなはずなのに、ほとんどダイビングの話がないところが素晴らしい。そして描かれるハチャメチャ大学サークル生活。思わず笑ってしまうので、人前で読むには注意が必要な作品です!
ということで本題ですが、今一番話題の映画なのでしょうか、新海誠監督の「君の名は」を観に行ってきましたよー。ってことでここからはネタバレありで感想を書いていきますので、まだ観に行っていない方は右の上あたりにある×マークを押してください!何の先入観も予備知識もなく見たい人もここでストップ!ストーーーップ!!!!
まあ、とにもかくにも
劇場に観に行っておいて良かった!
ですかね。これ、映画館で見るべき。たまたま平日に用事で休む日があって、ずっと気になっていたので帰りに行けて良かったです。まあこれだけ人気なのでアニメ好きとしては観に行きたいけどちょっとミーハーかなと、行くかどうか悩んでいたのですが行って正解でした。という流れで、ちょぼちょぼ個人的な感想を以下に。あらすじとか、新海監督のこととかは、もう広く知られていることなので、検索すれば秒速5センチくらいで分かると思うのでここでは特に触れません。
1.2時間じゃもの足りなかったよ!願わくば1クールで味わいたかった!
もう、終わってみて思ったことはこれに尽きますね。とても良かった、とても良過ぎて、もっと時間をかけてこの作品を見たかったです。もうこれは34歳になって、家庭を築いてしまった私だからなのかも知れませんが、物語への感情移入がうまく出来なかったからでしょうかね。例えばこれが私が主人公たちと同じ高校生だったり、そうでなくても大学生や20代独身とかであれば、2時間弱のこの尺でも自己投影して見れたと思います。一方で通常の深夜アニメ、毎週30分で3ヶ月1クールのように時間があれば、ある程度メタ的な疑似体験を通じて今の自分でもそれなりに作品に没入できるので、それくらい時間をかけて「君の名は」を見たかったです。特に入れ替わった当初のあたりから互いが気になる存在になるまでの展開が早くて、劇場版なので仕方ないのですが、すれ違いつつも段々と惹かれ合っていくエピソードのあたりをもっと見たかったですね。
2.やっぱ作画が綺麗
劇場版に行くべき理由の一つがこちら。大きなスクリーンで見てこその醍醐味ではないでしょうか。随所でよくこんな表現できるなーって思えるシーンがありました。アニメ見ていてそこまで作画にこだわらない私でも、新海監督の作品は素直に綺麗で、またそれが実写ではないアニメでしか出来ない美しさを感じます。
3.音楽
大ヒットしているので説明不要でしょうけど、良かったです。特にエンドロールは思わずこみ上げてくるものがありました。私自身が年を重ねてしまったせいでしょうか、昔ならこんなこと無かったと思います。
4.結末
出会えた二人が、これからどうなっていくか、その余韻もまた良かったですね。
実はこのまま出会えないラストも、それはそれでありかなと思いつつ、やっぱ巡り合えた最後にタイトル回収というかたちで綺麗に収まって安心しました。
5.声優
ザーさん出てた!
先生、言の葉の庭からつながっているみたいですね。また主演がほぼ俳優、女優の方々でしたので個人的にはちょっと寂しかったですが、花澤香菜の名前をエンドロールで見たときは少し驚きました、ってか公式サイトのキャストにはいなかったので気付かなかった。
とまあ、何ともまとまりのない感想ですが、素敵な作品なので是非、劇場まで足を運んでもらいたいです。
「
劇場版と言えば、SAOの最新作も気になりますね。ライトノベルのほうでは物語に一定の区切りが付いたタイミングということもあって、完全新作っぽいこちらには期待しています。ちなみにこの画像だと真ん中にいるメガネがシノン?その右がリズ?来年の春が待ち遠しいです(見に行くつもりなんかい!)。